出資法の歴史

貸付金利の上限を定めるのが出資法という法律です。この法律は1954年に制定されました。それ以前の消費者金融とは、戦後の経済混乱期に乗じて、高利回りの利殖を宣伝に出資を募り、それで得た資金を企業に高利で貸し出しているヤミ金融が跳梁跋扈していました。

しかしその後、社会経済が安定していくと高利貸しが社会問題化し、政府は詐欺まがいの利殖商法とヤミ金融を取り締まる必要が出てきました。それが出資法が制定されて理由です。

キャッシング

ちなみに当時の上限金利は、質屋の実勢金利をもとに年率109.5%と決まられていました。今から考えるととてつもなく高い利息ですが、当時はこれでも下げられたほうなのです。

その後、国内は高度成長期に入り、国民の所得も増えて消費が増えてきます。当時の一般庶民向けの金融サービスは、質屋でしたが、消費者金融へと変換されていきました。

当初こそキャッシング会社は零細企業によって営業されていましたが、徐々に法人形態おn事業者が相次いで参入していきました。まさに金融業者は戦国時代に突入したといっても過言ではありません。

やがて一部の悪徳業者による過剰融資や厳しい取り立て行為が問題視され、1983年になると出資法が改正されました。上限金利が109.5%から73%へと引き下げられたのです。そこから更に改正が続き、最終的には40.004%まで引き下げられました。

即日融資

それでも現在の上限金利である18.0%から考えると、とてつもなく高いのが伺えます。消費者金融が莫大な利益をあげていた理由は、こういった高利でお金を貸していたからです。

2000年には上限金利が40.004%から29.2%へ下げられました。この時の上限金利の引き下げの理由は、銀行の不良債権問題が勃発し中小企業への貸し渋りが横行していた時代です。

そに乗じて商工ファンドなどが高金利で中小企業へと融資をし、根保証制度などを悪用した悪質な取り立て行為が社会問題となったからです。これは消費者金融業界にとっては、自らと関係ないところでとばっちりを受けた形になりますが、市場に多大な影響を及ぼしたのです。